2007年01月26日

数学が好き

「数学は面白い!」と言う人がいたら、多くの人はその人を敬遠してしまうんじゃないかなぁ。
「数学」って、嫌いな科目の代名詞みたいなもんで、ほとんどの人が学生時代は義務感でやっていて、だからそれが面白いなんて信じられないと思う。
文系に進んだ人の多くは、数学ができないから、嫌いだから、という理由からの選択というのも、理由の一つになっているだろうね。


実は、おれ、最近数学が面白いんです・・・!


もともと小学生の頃から算数が一番好きで、中学高校も数学の成績はいい方で、親も自分も先生も当然理系に進むもんだと考えていた。
理科科目も好きで、特に実験の類はたまらなかった。
でも、高校物理は本気で解いて2点だったこともあるくらい、苦手だった。
だって、先生がサモハン・キンポーに似ていたんだもん。仕方ないじゃん。

一方、文系科目は全般的にダメダメ。
英語はいつも最下位群にいたし、現代文も最悪。
古文は先生が好きだったので、結構楽しかったけどね。
そもそも読書嫌いで、中高6年間で読んだ本なんて、課題図書を入れても、5冊とないと思う。
社会科目は嫌いじゃなかったけれど、そもそも理系に進むつもりだったから、勉強はしないでほうっておいた。

それが、何を間違ったか、文学部に入学。
ほんと、ありえんよね。

高3で文転してからは、英・国・日本史の3教科になったので、かなり焦った。
ほんとは日本史の代わりに数学受験にしようと思っっていたんだけど、行きたい学部に数学受験がなかったから、仕方なく。

まぁ、そんな高校時代の勉強だったのだけれど、数学に話を戻すと、
「まぁ授業にはついていけるけれど、面白いというほどでもなかった」
というのが、当時の感想だったな。
なので、文転を機に、数学とは一切おさらばしたのです。


そして月日は流れ、大学卒業にあたって、長野でのNPOの仕事という食えない生活を選んでしまったために、都合のいい時間で働ける副業として、家庭教師を始めることになったのでした。
そうなると、やっぱり家庭教師で需要があるのは「数学」を教えられる人なんだよね。
で、高2までは数学やっていたから、「教えられます」ってことにして、授業をすることになったりして。
最初のうちは(今でもだけど)、「うーん、難しいねー」なんて言いながら一緒に考え込んだり、「ごめん、おれの宿題にさせて」とか言って、その日は逃げてきたり・・・
ほんといい加減な教え方だね。

そんなこんなで、数学の勉強を6年ぶりとかで再開して、少しずつ思い出していったら、意外なことに、高校の当時よりも分かるようになって、
「面白い」
って思えるようになったの。

でも、「数学が面白い」っていうのは、できるようになったから面白いというのではないんだよね。
むしろ、解けなかった問題の解法を読んで、
「なるほど!!」
って思ったときが、一番面白い。
「できる面白さ」というより、「分かる面白さ」だね。

こういう感覚って、日常生活、社会生活ではなかなか味わえないと思う。
「できる面白さ」はいろんな場面で味わえる。
仕事での成功でも、英語で外国人とコミュニケーション取れたときにでも、練習していたフレーズが巧く弾けたときにでも。

でも、「わかる面白さ」ってなかなか味わえない。

しかも数学は、その人のレベルに応じて、「分かる面白さ」が用意されているから、楽しい。
三角形の面積の公式を覚えた小学生は、少し複雑な図形の問題を解けたときに味わえるし、
連立方程式の解法を覚えた中学生は、少し複雑な速さの計算を解けたときに味わえるし、
数列の解法パターンを覚えた高校生は、少し複雑な階差数列の問題を解けたときに味わえる。
もちろん、たとえ解けなくても、解法を読んだときに「なるほど!」って納得できたときには、味わえる。
そして、高校数学が終わったら、フェルマーの定理だとか、オイラーの定理だとか、まだまだ先は長いので、根気が続く限り、終わりはないのです。


今のおれには、センター試験の問題くらいがちょうどいい具合に面白い。
高校生に数学を教えることもあるので、せっかくだから時間を計って、今年のセンター試験に挑んでみた。

結果は、「数学T・A」55点、「数学U・B」47点でした・・・

いやぁ、とにかく時間がないね。
時間切れで、大問1問丸まる解かずじまいだったよ。
それに、普段は教科書とか問題集を横に置いて教えているから、公式の類をあんまり覚えていなかった。
それに、おれらの頃とは、問題の形式も少し変わっているね。
新課程になっているから、TAなんて選択問題なくなってるし、UBもベクトルと数列両方やらなきゃいかんし。
でも、平均点がTA:54点、UB:49点だから、まぁいっか。

そんで、解けなかった問題は代ゼミのホームページで解説してくれていて、すごく感激!
全問丁寧に解説してくれているのがスゴイ。さすが代ゼミだね。
TAの講師は、生え際がちょっとやばくなりかけている人だけれど、なかなか明瞭で分かりやすい。
UBの講師は、喋り方が売れない芸人っぽくて気持ち悪くて、だんだんうんざりしてきたけれど・・




こんなふうに「数学が面白い」なんてブログに書いていると、まわりから敬遠されてしまいそうだけれど、気にせず話しかけてくださいませ!
ビートたけしも数学好きだしね。
最近読んだ「感動する数学」っていう本、なかなか面白かったよ。
著者は数学者だけあって、文章の展開はあんまりうまくはないんだけれどね。
posted by むら at 23:35| 長野 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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